【コラム】『未来のミライ』の個人的見方
久しぶりに感想コラムを。
(けして、コラム書くの疲れるから競馬予想に逃げてたわけじゃないからね汗)
7月20日に公開された細田守 最新作『未来のミライ』を22日に見てきました。
話を要約すると主人公の男の子が妹の誕生をきっかけに長男にも関わらず、赤ちゃん戻りして、両親を困らしてしまうのが本軸です。よって長男&長女には胸に刺さるシーンが多かったと思います(まあ、私は次男だけど)
また、各パートで、未来からやってきた妹のミライちゃんと出会ったり、ペットが空想のなかで擬人化になったり、お母さんの幼少期に会ったりなどなど、現実ではあり得ない空想の世界観を見せたところはアニメらしく、細田守らしい演出なのかなと感じます。
私自身はただの観覧者として映画を楽しめましたが
映画見終わったあとTwitterで感想をチェックしたところなかなかな賛否両論。むしろ否定的な意見が見受けられました。
『細田家のホームビデオを見せられた気分』『ミライちゃんが未来からくんちゃん宛にやってきた明確な理由がわからない』『すごく長く感じた』などなど。。
まあ十人十色なので感想はいろいろあると思いますが
この『未来のミライ』については
「頭からっぽにして見るアニメ」なのかなと思います。
なぜかというと
①兄弟 姉妹 視点
②夫婦間
③親子
などどんな人でも当てはまる視点で見れる作品なので、逆になにか物語そのものについて考えながら見るよりは『私もこういう経験したな~』『結婚して子供ができたらそうなるのかな~』と
親近感をもって振り返りや想像できる作品なのかなと思います。
もちろん細田守らしい演出(ネタバレになるが、時間軸の移動や、くんちゃんが犬化するところ、だるまさんがころんだなど)もあるので元々のファンも楽しめます。
でも、どんな人でも色々と思えるところが本作品の良さと考えられます。
感想のなかで『ホームビデオを見てる感じ』というのは批判ながらも着眼点はすごいと思います。。
むしろ、どんな作品も頭使ってみるよりは頭のなかに作品そのものの良さを頭のなかに収納出来るように空にしてみたほうがお得でしょ。(もちろん色んな意見があるのでこれ以上なにも言いませんが)
そういうことで
『未来のミライ』を見ることを迷ってる方は
おすすめはします。あとはなにも言いません(笑)
さて今週は台風きてるのでアニメ消化してますか。。(はねバドとFree面白いね)